アメリカのオバマ大統領がノーベル平和賞
を受賞したという。
民族や宗教や国をこえた世界の和平が求められる中、
こういうニュースが世界の和平実現への追い風になっても
らいたいものだ。
この受賞には、オバマ氏に活躍の場を与えたいという含み
もあるのではなかろうか。いずれにしろ、これからに期待
したいところだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私の小説・「戦う住宅」より頑張れセルフビルダー
「セルフビルダーへの想い」・・つづき
ここで考える・・・
さてさて、「今に残る奥ゆかしい日本独自の建築文化や街並みを再生し、魅力溢れる資源としてこれを後世に伝え、そこにモダンという趣も加える」という屋台を、これから先、誰が牽引するか。こちらの心配のほうは洗濯した干し物のようにゆらゆら揺れ、どうやら果てしない雲のかなた。・・・しかし、ここがドッコイ土俵の踏ん張りどころ。
迷わずすぐに思い至るのは、「我が町のビルダー」諸兄が束になって、グローバル化による虫食いから街を再生し、個性を今まで以上に強く太く発信する必要だ。
それには、誰でもが一度は訪れたい、見物したいと思うような魅力の源泉を創出するに尽きる。
コンサートやオペラ、ギャラリーや美術館や公園といった娯楽や憩いの場を生み出すのは勿論、歴史ある建築を開放し、復元し、或いは修復して、そこに新たなモダンで多様で現代的な機能を持たせ、必要な施設を付帯させる。出来上がったステージには世界隅々からの来客を招き入れる。
それをやるには、町の知識人や大工さんや町並みを愛する「我が町のビルダー」ならではのノウハウに裏付けられた広義な発想力、もしくはモダンな色合いを持つしたたかな建築家の視点が欠かせない。
街を再生し、活力を呼び戻し、眠っていた魅力を表舞台に創出する・・・・
それは例えば、古い民家の和室の欄間や建具といった文化財レベルを保存しつつ、木食い虫が穴をあけたらそれをなぞって修理することも一つ。
曳き屋をして離れた棟を引き寄せ、町並みを形成するとか、土壁をばらして新しい土と混ぜ合わせ練り直して再び塗り込めるとか、そこにまた新しい歴史の息吹を吹きこむなんてことも考えられる。
それから残っている遺産を詳しく実測し図面化するとか、土産や味の店舗として再利用するなどという、それが先人のマネだろうが、復元の参考だろうが、あるものは使いに使い、穴の空くほど観察し技を盗む。こうやって、世界のどこを探せどもそこにしか無い魅力にみちた街に生まれ変わらせるのである。
既存の建物が身近な財産であればあるほど、これらを骨の髄まで利用する・・・
これが出来るのはもしや、「我が町のビルダー」とスポンサーたる賛同者だ・・・たとえ夢でもそうあって欲しい・・・
つづく・・・・
