2011年02月 アーカイブ

2011年02月02日


松本・開智学校


 きょうの朝の開智学校の風景です。

 ウィキペディアによれば、旧開智学校は明治時代の代表的な擬洋風建築で、日本瓦葺きの木造2階建て、外壁は漆喰塗です。

 校舎は白を基調としていて、中央に塔があり、その下に透かし彫りの彫刻があります。この建築は、地元出身で東京で西洋建築を学んだ大工棟梁の立石清重という人によって作られました。東京の開成学校と東京医学校を参考に作られたと言われています。

 現存する部分は移築されたもので、当時は西側に同じく2階建ての教室棟が存在したようです。最初は現存する校舎とつながっていましたが、移設の際取り壊された。資料館として修復される際には、塔を中心に左右対称であるかのように復元されましたが、その名残もあり実は左右対称にはなっていない(窓の数を数えると明白ですが・・)のです。

 この開智学校の直ぐそばには、国宝の松本城があります。

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2011年02月04日


信州の建築家ノート


「ぼけ」のつぼみも心なしか大きくなってきたように
感じます。
2月はやや冷えが和らぐようなので、日中の気温が高
くなれば、つぼみのふくらみも日増しに増すことでし
ょう。

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     私の小説「戦う住宅」より~
            「改心」


 昭一は、この言葉があたかも用意周到で心理的な揺さぶりだとは知りつつも、小菊に逆らって自分の言い分を並べたてたところでどうにもならないことは分かっていた。なんだか逃げ道をふさがれ追い詰められ、心を見透かされたような気がした。

 「きょうの彼女は何時になく真剣ではないか・・・そうかといって縛られるのは嫌だし、今までのように自由奔放に生きるのも捨てがたい・・・」そんなことを考えたのだが、そのじつ小菊に心臓をわしづかみにされたようなショックで、思わず体が硬直して力が抜け落ちそうになるのを防ぎようがなかった。

 暫くは身の毒が吸い取られたようなうつろな気分になり、自分が自分でないような妙な気分に襲われた。昭一はたまらず小菊から目をそらし、足下に転がるなんら特徴のない丸い小石を見やった。

 「俺も路傍の石のようなモンだが、風に身を任せるようなギャンブル人生も寂しいし、空しさだけで何も残らないってのもせつない生き方だ・・・」そう思うと、じわっと目頭が熱くなり、小学校の熱血先生に諭された子供のように情けなくなった。

 その時は、まだ酒を湯水のように飲み、競馬、競輪にも注ぎ込み、さゆりにも心が揺れていた。しかし、こんなことで小菊を失っては身も蓋もない・・・昭一は、そう考えた。小菊の云うことに理がある限り、酒をへらし、賭け事から足を洗い、さゆりを諦めると云うしか、その場を取り繕う方便が見つけられなかった。

 とうとう小菊に引導を渡されてしまった。彼は、これは一時の方便ではなく、野放図な自分との禁欲の戦いの始まりだと思った。

 俺に禁欲なんぞと言う言葉が馴染むのか・・・昭一は揺れる心をもてあそび、いたたまれず小菊に背を向けると、不忍池の柵に手を置き、水面に突き出した蒲の穂の間をぬって泳ぐ水鳥のつがいをじっと見やり、しばし考え込んだ。池をサーと吹き抜ける晩秋の一陣が、彼の頬をなでていった。

 さて、仮初めの、空しさのなれの果てになるとも知れぬ、さゆりの独占欲の方は、嫉妬に狂うほどに、小菊との関係をあれこれと問いつめた。だが昭一は、次第にその息苦しさから遁れたい、このままでは頼みの小菊に逃げられると思い、とうとう、後ろ髪を引かれる思いでさゆりを放り出した。

 小菊の本名は安岡しのぶといい、津軽のじょっぱりだが、一度こうと決めたら心底情人に尽くす性分だ。しのぶは、粘り強く情が深い。自分の内面をあまり人に見せたがらない。だが、歳の離れた年長の昭一の世話を、生き甲斐に感じているところもあった。昭一が自分の意をくみ心に決めてくれたことが何よりの励みだった。

 しのぶは、昭一に津軽じょんがら節をよく聞かせてくれた。その三味線の奏でる音は、ばちを叩きつける激しいものだ。弦が繰りだす情景はどこか人の心に響き、一寸先も見えない津軽平野に吹きすさぶ荒々しい横殴りの風雪を伝えるに十分だった。

 それから間もなくして、小菊はきっぱり芸者を辞め、昭一の家人になった。昭一の両親は、嬉しさのあまり顔をくしゃくしゃにして涙した。


  続く...

2011年02月06日


大相撲はどうなる


大相撲の春場所の中止が決まった。

八百長でこんなに力士の被疑者が出たのでは
、もはやこうなっても致し方ないのでは・・

つまり、国技といえども無くなることもあり
得る様なこんな状態では、とても開催などで
きないのでしょう。

大相撲は、目指すところの公益財団法人どこ
ろか、一般財団法人にでもなってしまうのか・・

とどのつまり、一般財団法人にすらなれなけ
れば、相撲協会はもはや解散になるという瀬
戸際まで追い詰められてしまったということ。

八百長はながらく噂に上りながら、その度に
否定されて来たわけですが、ここに至ってあ
からさまになったとは、私としても悲しい限
り・・・

一刻も早く改革をすすめ、信頼あるガチンコ
相撲を見せて欲しい。

2011年02月09日


きょうは雪だ


久しぶりの雪。
云わずもがな、積雪量が少なめなのが救い。
朝の雪景色というのは、こうしてみればなかなか
のモノ・・

ところが、これも一瞬の美しさで、陽が昇れば
あっという間に消えてしまうのがなんとも惜しい。

今年は、日本海側の豪雪が記録的だとか・・
それにくらべれば、こうして雪の風情がなんの
かんのと流ちょうに云ってられるんだから、雪
下ろしに苦しむ地方の人達には申し訳ないとい
つたところか・・

諏訪地方でも10年に一度くらいは大雪が降るが、
その度に体育館やビニールハウスの倒壊を聞く。
はたして今年はどうなんだろう・・


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2011年02月11日


きょうも雪だが・・・いつ降り止む?


きょうは一日中雪が降り続いている。

明日までに止まなければどうなる・・
それにまたこういう氷点下のままでも寒くて
困る・・

これでは燃料がいくらあっても足りない・・
いやはやギラギラの太陽が待ち遠しい。

そうはいっても、口蹄疫と火山灰に苦しむ
宮崎県民の皆様にくらべれば、こんな寒さ
や雪など比較にもならないだろうが・・・

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2011年02月14日


エジプトの秘宝を憂う


エジプトの首都カイロにある考古学博物館から、古代エジプト新王国第18王朝のファラオ(王)、ツタンカーメンの副葬品など少なくとも18点が盗まれたらしい。

 同博物館は、ムバラク前大統領の即時辞任を求める反体制デモが起きたタハリール広場のそばにあり、デモの最中に暴徒が侵入し、収蔵品のミイラを傷つける事件が起きていたという。

 盗まれたのは、金箔(きんぱく)が張られた木造のツタンカーメン像などだ。 こういうニュースを聞く度、なんとも愚かで
痛ましいことだと思うのだが、イラクにしろアフガニスタンにしろ、政権の動揺による混乱ではいつでもこうしたことが起きるのが至極残念だ。

2011年02月16日


雪の影響は大きかった


昨日は雪の影響でさんざんでした。

中央高速道路は、早朝から岡谷と松本間で通行止
めでしたし、
さいわい幹線道路の雪かきはされていたのですが、
あちこちで立ち往生の大型トラックが道をふさい
でいて、通行の妨げになっていました。

国道19号線は約15キロの渋滞で、あちこちで
身動きできない車の列ができていました。積雪も
30㎝位になるとどうにもならないということ。

学生にとっては受験の季節ですが、こうなったら
ひたすら好運を祈ると云うほかありません・・

2011年02月18日


民主化の流れ


チュニジア、エジプト、イエメン、リビア、アルジェリア、そしてバーレーン
と続いている国民大衆が標榜している民主化の流れは留まるところを知らない
ようです。

中東から北アフリカはイスラム教の地域で、殆どの国が独裁国家ということで
すが、永らくの抑圧に耐えてきた民衆の反発も大きいのでしょう。

十数年前にチュニジアに旅行をしましたが、この時もすでにこんな独裁国家だ
ったとは知り得ませんでした・・
旅行者の目からすれば、イスラム寺院は美しく、人々は親日的でいい国だと思
っておりましたのに・・

常々、イエメンのサナアなどにも行きたいと思っておりましたが、最近の情勢
では難しいかも・・ただ、貴重な煉瓦造りの高層建築が破壊されるのはなんと
も忍びない。ああいう建築は他では見られません。

各国の民主化のデモの行方とその国の動向には目が離せないように思います。
国が荒れれば文化も荒廃するのは忍びないことです。

2011年02月21日


水ぬるむ?政治もゆるむ?


このところ気温の高くなる日が増えて来ました。
木々のつぼみも心なしかふくらんできたように
思います。

モクレンはどうかと思いましたら、予想通りこ
のようにかなり大きなつぼみとなっていました。

春は徐々に近づいているようです。ようやく冷蔵
庫から抜け出せるというようなこの感慨・・

しかしながら、我が国の政権は、どうやら風雲急
を告げているようで、なにやら余談を許さない状
況となってきました。はてさてこの先どうなる・・

こちらは春うららどころではありませんかも・・

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2011年02月24日


NZの地震、救助をのぞむ


 24人の日本人学生が行方不明になっている、ニュージーランド
のクライストチャーチの語学学校の崩壊は凄まじいものだ。早く救
助してもらいたいものだが、不安をよそに時間ばかりが過ぎていく。

 日本の援助隊も現地に向かったというが、そもそもクライストチ
ャーチの真下が、地震が起きやすい断層になっているようだ。だか
ら、1864年に着工したというこの教会は、すでに数回の地震に
見舞われているという。
 こういう断層の上に建てるのも考え物だ。

 当初、この教会は木造だったというが、途中から石造に代えられ
たという。石造は地震のエネルギーを吸収しにくいから、もろく崩
れやすいのが難点だ。
 木造は火災には弱いが、石造の様にはもろくない。果たしてどち
らがいいともいえないが、要は人命第一ということであろう。

2011年02月28日


2月も終わり


きょうで二月も終わりだ。
春が目の前だというのに、明日辺りからまた氷点下に
冷え込むという。朝の塩尻峠は霧であった。

先日、友人が伊豆に行ったという。彼の話によれば、
あちらでは早咲きの桜が満開を過ぎていたというこ
とだ。みやげに赤魚のひらきをもらった。

そういえば、いまだに冬に翻弄されているこの中部
地域では、梅もまだ咲いていない。いったい何時に
なったら春の陽気に浸れることか・・

ところで、今日は海の向こう側ではアカデミー賞の
発表がある、はてさてどんな作品が、あるいはどん
な俳優が選ばれることだろう、これは楽しみだ。

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