減災林の育成はいい考えだ
新聞で減災林の記事を見つけた。
津波の被害についてはここで言うまでもないが、
津波を防止するのに高い防波堤を築くという案
ばかりにこだわるのは、改めたほうがよさそう
だ。
たしかに高い防波堤なら効果はあるだろうが、
景観上どうかと言えば、万里の長城のような
景色となり、これが果たしてどこでも受け入れ
られるとは思わない。
減災林グリーンベルトの幅や土壌など、その地域
に応じた植栽の研究を進める余地はあるが、樹木
なら海岸線に馴染むし、海岸の砂を止め、風を防
ぐことができ、押し寄せる津波のエネルギーを奪
うなどして、避難の時間を稼ぐことも可能だ。
しかも、漁船や漂流物の内陸への侵入を防ぐことも
出来、あるいはまた漁船への損害も減少するだろう。
つまり、こういう植樹をするということになれば、
その地元には雇用が生まれるだろうし、林による
防災効果も大きいことから、復興を占う指標になる
可能性も大きいのではなかろうか。
同じ復興予算があるなら、このような環境に優しい
方法も取り入れるべきだろう。
この方法は、津波の恐れのある海岸線の集落の防御
にも当てはまると思う。備えあれば憂い無しだ。