南極観測船の「しらせ」が氷に阻まれて
昭和基地になかなか接岸できないという。
氷に体当たりを繰り返す船体の大きさは
1万2650トン。
思い起こせば、第一次南極観測隊では、
「宗谷」というおんぼろ船を使っていた。
この船は、戦時中は輸送船だったことも
あった代物で、なんとも危なっかしいくら
い小振りだった。
大きさは、2000トン余り。南氷洋では、
船体が60度も傾き、しかも4500馬力では
氷に埋もれてロシア船に助けられたとし
ても不思議ではなかったであろう。
そんな船でよくまあ南極まで無事に行き
着いたものだ。当時の隊員の勇気に敬服
するばかりだ。
それから観測船は5000トンの「ふじ」に
なり、さらには後継の先代の「しらせ」
をへて、いまの「しらせ」になったわけ
だ。
だが、今季の4メートルの氷という、大
自然の驚異にはかなうべくもないという
ことか。いやいや、なせばなる、頑張れ
「しらせ」!!
